今日の朝曲 明日への祈り(劇団四季「異国の丘」より)
劇団四季の昭和三部作(名作と思います)の中の「異国の丘」主題歌です。
ロングランになった公演なので、ご存知の方も多いかも。
劇団四季「異国の丘」公式ページ
実在の人物をモデルにした「九重秀隆」を主人公とし、シベリア抑留の過酷さと戦争に翻弄される人々が描かれています。
戦時中を感じさせる歌詞でもあるのですが、印象的で切ないけど力強いメロディにとても合っているように感じます。
CDを持っていてリッピングしてウォークマンに入れています。
たまにヘビロテする曲なのですが、配信されていないのがとても残念。
下もプロモ―ションなので少ししか聞けませんが、全曲聞きたい方は、youtubeを「『異国の丘』 ~明日への祈り~」で検索するといいことがあるかも。
~明日への祈り~(劇団四季)
涙さえ凍りつく最果ての白い野に
つながれた我が友よ明日を信じよう
音もなく降り積もるシベリアの雪の原
魂は彷徨いつ異国の丘に
苦しみの果てに儚く消えた 名もなき命
祈りつづけた愛する人の明日の幸せを
国破れて 山河あり
父母(ちちはは)を敬い兄弟結ばれ
妻を愛し友を信じ 幼きを守れ愛しき者たちよ
時はうつろい 生命果てても
いつかは届け我が心の声
いつの日か蘇る故郷の青い空
妻よ子よ父母よ 燃ゆるおもいを
これは、若いころ、劇団好きの身内に「昭和三部作は見ておくべき」と勧められて、名古屋公演の際に見に行きました。
どれも素晴らしかったのですが、特にこの「異国の丘」の音楽が大変印象に残り、ポストカードをずっと机に飾っていました。
オーヴァチュア(序曲)の始まりの重々しい音楽から、雪を感じさせるようなピアノ和音に入り、このコーラスが歌われる流れはとてもきれいで好きです。
個人的にもう一度上演してほしいです。
最後に引場記念公園の記念碑のある展望台の位置を貼っておきますね。